REVUE STORY レビューストーリー
NTT西日本・NTT東日本フレッツシアター ショー・メッセージ『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』
Part.1 ROSE(ロゼ)〜真紅に染まる夢〜
妖しくも美しい夢の森。青、黄、白、紫……色とりどりの薔薇が咲き乱れ、それぞれの美を競っている。
薔薇収集家(轟 悠)が現れ、自分の薔薇たちを愛しむが、本当に求めている薔薇はここにはないと歌う。
伝説の真紅の薔薇はどこに……
強烈なギターがかき鳴らされ、1人の美しい、赤い薔薇のタトゥーの男(朝海ひかる)が現れる。
静かに、そして情熱的な踊りは人々の心を魅了し、タブラオの夜は華やかに盛り上がってゆく。
タブラオに薔薇収集家が現れ、タトゥーの男と目が合う。
めくるめくひとときの夢が今始まる。

宝塚でしか表現できない、ゴージャスでアダルトな、美しい究極の夢の世界。

Part.2 白昼夢 -IMITATION DREAM・栄華/幻-
夜の静寂、この世の果て…。
白く輝く砂漠、行き場を失くし、言葉をも失くした恋人達(朝海ひかる、舞風りら)が最後の口づけを交わしたその瞬間、銀の砂塵は舞い上がる。
そこに現れるのは白く輝く大都会。
男と女は誘われるままそのいつわりに彩られた迷宮をさまよう。
二人をつけ狙う白狼(轟 悠)。
“出会い”“恋”“裏切り”“別れ”……恋人達が行き着く「夢幻」の果ては…やがて来たる悲しい結末。
大都会は消え、再び夜の静寂…白い砂漠に雪が降る。

美術、衣装、ヴィジュアルシーンを白(雪)のイメージで全編構成。ハードに華やかにドラマティックに綴られる。

Part.3 夢の城 〜夢は消えるのではない、ただ人が忘れるだけ〜
夢の王国の再生の物語
眠れる街 〜廃墟〜
崩れかけてなおそびえる夢の城が遠く浮かぶ廃墟の街。
王が千個の夢を集めた時、よみがえる夢の城を求めて王(轟 悠)に夢を預けた人々がさまよう。
あとひとつで千の夢が集まるという夜、眠りを失って“夢”が見えなくなった若者(朝海ひかる)が現れる。

夢殿 〜三つの扉〜
夢を失った若者に王が3つの夢を見せる。扉から現れる幻。最後の扉から現れた美しい花嫁人形(舞風りら)。
これこそが若者の夢。恋に落ちた若者はアヤツリの糸を切る……。

鏡の間 〜舞踏会〜
本物の夢をつかんだ若者を中心に王の舞踏会が始まる。
夢を失った人々〜人形達が王にあやつられて踊る。若者の夢が最高に輝く時、王は若者の夢を奪う。
王国の再生を高らかに歌う王。歓喜の夜。夢の城が輝く。

フィナーレ
はるか高く夢にまで続く輝く階段に、夢そのものになった若者が現れる。
宝塚の夢の王国の主人公による、黒燕尾のフィナーレが始まる。
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