INTRODUCTION はじめに

大人向けのさわやかなラブ・ストーリー
幸せは自分のすぐ近くにあるもの、幸せとは気づくことである、ということをテーマに描いた、大人向けのさわやかなラブ・ストーリー『青い鳥を捜して』。タイトルにはメーテルリンクの童話に幸せの象徴として表われる“青い鳥”の意味が込められています。命とは、血の繋がりとは、家族とは、親子とは、そして…夢や奇跡を信じることとは。物語は人間が本来持つ優しさや夢をテーマに、意外な方向に展開していきます。夢と優しさのある、大人向けの童話としてお楽しみください。
作・演出を担当するのは、2003年月組公演『長い春の果てに』でもハート・ウォーミングなヒューマン・ドラマを描いた石田昌也です。
3人の演出家の競作による豪華ショー
宝塚歌劇90周年の掉尾を飾るショーとして、冒険心溢れる試みにチャレンジするショー『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』。宝塚歌劇の永遠のテーマである「夢」を取り上げ、三木章雄、藤井大介、齋藤吉正の3人の作家が競作し、それぞれの視点で見た「夢」を織り上げていきます。それぞれの担当するコーナーによって音楽・振付・装置のスタッフが異なり、3人の個性をより際立たせた舞台構成(Part1〜Part3)です。今回の公演をはじめ、これまでにも度々宝塚歌劇のポスターデザインを手掛けてきた横尾忠則氏が、Part3において初めて宝塚歌劇の装置を担当します。
出演は、専科から特別出演の轟 悠。久しぶりのポップでライト感覚のドラマ作品でその魅力を見せます。また先の公演『スサノオ−創国の魁(さきがけ)−』で主演スターとして更に充実振りを見せた雪組の主演男役・朝海ひかる、たおやかで可憐な持ち味の雪組主演娘役・舞風りら。そして星組・月組への特別出演を経て、男役としてより成長を見せた貴城けいが、久方ぶりに所属組である雪組の舞台に立ちます。
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