スタッフ

パッショネイト宝塚!
作・演出
植田 景子
作曲・編曲
太田 健
音楽指揮
西野 淳
振付
Gustavo Zajac
装置
松井 るみ
衣装
有村 淳
照明
勝柴 次郎
音響
大坪 正仁
歌唱指導
楊 淑美
衣装提供
ジョルジオ アルマーニ ジャパン
パッショネイト宝塚!
作・演出
稲葉 太地
作曲・編曲
高橋 城
作曲・編曲
太田 健
作曲・編曲
高橋 恵
音楽指揮
大谷木 靖
振付
御織ゆみ乃
振付
若央 りさ
振付
KAZUMI-BOY
振付
平澤 智
振付
森  陽子
装置
國包 洋子
衣装
河底美由紀
照明
氷谷 信雄
音響
大坪 正仁
歌唱指導
楊 淑美

今回の公演では、お芝居の全場面の振付をグスタヴォ・ザジャック氏が手掛けることで、海外スタッフとのコラボレーションに挑戦します。
また、お芝居の衣装では、柚希礼音はじめ一部キャストのために、ジョルジオ アルマーニ ジャパンよりの衣装提供を受け、アルマーニのスーツが使われています。
更にはショーの一場面では、新しい挑戦として、ブラジルを発祥とするダンス的格闘技であるカポエイラに挑戦しています。最近ではバレエ界、フィットネス界でもその
技術が注目を浴びているカポエイラが、宝塚歌劇の舞台で、柚希礼音をはじめとするパフォーマーたちによってどのように再現されるのか、目が離せません。
キャスト・スタッフが総力を挙げてお届けする両作品に、是非ご期待ください。

グスタヴォ・ザジャック氏(『The Lost Glory ―美しき幻影―』振付) Profile

グスタヴォ・ザジャック氏

グスタヴォ・ザジャック(Gustavo Zajac)は演出家、振付家として国際的に活動。

ブロードウェイでのアソシエイト・コレオグラファーとしての主な作品に、アルフレッド・モリーナー主演の「屋根の上のバイオリン弾き」、アントニオ・バンデラス&チタ・リベラ主演「ナイン」(トニー賞ベスト・リバイバル賞)、ネイサン・レイン主演「Wise Guys」などがある。

アルゼンチンでの演出作品として、「ビクター/ビクトリア」(Critics Award Best Director in a Musical)、「ラ・マンチャの男」、共同演出の「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」、さらに、ミュージカル「アプローズ」(Critics Awards Best Musical)、「Nativo」(Best Choreographer Buenos Aires City Theater Awards)の振付を担当。
また、アルゼンチンで最も有名なタンゴ歌手やダンサーを起用し、ブエノスアイレスの本格派タンゲリア「マデロ・タンゴ」で高く評価されたタンゴショーの数々の演出・振付も手掛ける。 

日本では、東京と大阪で「ナイン」の振付を担当、また横浜で上演された「Yerma(イェルマ)」「Blood Weddings」をステージング。
韓国での演出・振付作品として、「屋根の上のバイオリン弾き」、「Lovers in Paris」、「Sweet Come to Me Stealthily」など。
メキシコでは、「Timbiriche the Musical」を演出・振付。

アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル、パラグアイ、エクアドル、アメリカなど広範囲に渡って、ジャズ・ダンス、ミュージカル劇を教えている。
また、米国ペンシルベニア州、ピッツバーグにあるポイント・パーク大学(Point Park University)の客員教授である。

現在、世界各地で放送されているTVシリーズ「Your Face Sounds Familiar」のアルゼンチン版で、アートディレクター及び振付を担当。

アーカンソー州ヘンドリックス大学(Hendrix College)で国際関係学の学位取得・卒業。
ヨーロッパで1年間、独自の研究をするため、ワトソン・フェローシップを与えられた。またニューヨークで、ミュージカル劇とダンスを学ぶためフルブライト奨学金を獲得、さらにアルゼンチン・ダンス・カウンシルから、ダンス功労賞を授与されている。
「アルジェンタンゴ〜BAD GIRLS meets TANGO BOYS〜」(企画・制作・主催:梅田芸術劇場)の構成・演出・振付を担当。

宝塚歌劇公式サイト

メッセージ

私は、ミュージカル「ナイン」の振付をするために、10年前に初めて日本を訪れました。その公演の才能あるキャストたちの中に、ダンス・歌・演技の方法ですぐに私の注意を引いたグループがいました。彼女たちは、私がそれまでに仕事をした他のアーティストたちとは違う、独特のスタイルと芸術的なトレーニングを持っていました。その後、私は宝塚音楽学校と宝塚歌劇団について知り、皆様と同じように、多くの宝塚のスターたちのファンとなり、そんな彼女たちと共に仕事ができることに幸運を感じました。

ここ10年間、様々なワークショップを教える為に、また、ロルカの作品の公演の為に日本に戻ってきていました。しかし、私の中にはいつの日か、自分が演劇の世界において培ったすべての経験を宝塚歌劇団と分け合いたいという思いがずっとありました。世界中においてもっとも成功したミュージカル・カンパニーであると私が信じている宝塚から、その100周年に新しいオリジナルのミュージカルの振付を依頼されたことは、とても光栄で幸せなことです。宝塚歌劇団を日本の現代演劇の中で重要で画期的な存在にした、その伝統と様式を尊重しつつ、私独自の味わいとスタイルを観客の皆様にお届けできることを望んでいます。

「The Lost Glory」が、私と宝塚との多くのコラボレーションの最初の一歩となりますように。私が宝塚の記憶に残るミュージカルになると信じているこの作品を、宝塚のファンの皆様が暖かく受け止め、慈しんでいただけますように。与えられた名誉に応え、宝塚歌劇団に対する称賛をもって、この願いを実現するために自分のすべての力を注ぎこむつもりです。「The Lost Glory」のすばらしく、興味深く、抗えない魅力にあふれた世界とリズムへようこそ。カンパイ!

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