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イントロ
 宝塚歌劇団では台北駐日経済文化代表処(台湾の日本における窓口機関)他、台湾関係者の要請を受け、宝塚歌劇100周年の前年となる99周年の記念すべき年である2013年4月に『宝塚歌劇団台湾公演』を実施いたします。

 日本と台湾は地理的に隣接しているというだけでなく、歴史的なつながり、あるいは経済・貿易の往来、科学技術、文化や観光の交流の状況から見てもきわめて密接な関係が構築されています。又、東日本大震災の義捐金として多額の支援が台湾の皆さんから寄せられたことは、日本と台湾が強い友好関係で結ばれている証とも言えます。これまで、宝塚歌劇団では通算24回、17カ国、のべ128カ所で海外公演を実施して参りましたが、台湾では初の公演となります。今回の舞台をご観劇いただくお客様をはじめ、公演に携わる多くの方々との交流を通じて、相互の文化交流と両国の絆が更に深いものになることを願ってやみません。

 台湾の皆様に日本文化としての宝塚歌劇の魅力を余すところなくお伝えするため、台湾公演では宝塚歌劇団選りすぐりの作品3本を上演いたします。第1幕は伝統の日本物ショー。第2幕はミュージカル。台湾でもおなじみのキャラクター、怪盗・楚留香(そりゅうこう)が宝塚の舞台に登場いたします。“台湾のアルセーヌ・ルパン”とも言われる人気キャラクターが、宝塚の舞台でどんな活躍を見せるか、そんな期待があふれる作品です。そして最終章第3幕は豪華絢爛なタカラヅカレビューをお届けします。
宝塚歌劇団