「我が愛は山の彼方に」イメージ

宝塚グランド・ロマン
『我が愛は山の彼方に』
伊藤 桂一作「落日の悲歌」より
脚本・監修:植田 紳爾 演出:谷 正純

解説

昭和46年の初演時には、鳳蘭・大原ますみコンビで絶賛を浴び、また昭和59年の再演では宝塚歌劇70周年記念公演として上演、芸術祭優秀賞を受賞した秀作の再々演。8月の博多座公演を経て、星組オールメンバーによる公演となります。

あらすじ

10世紀の朝鮮半島、高麗国に朴秀民(稔 幸)という武将がいました。彼の婚約者万姫(星奈 優里)が、隣国の女真国からの攻撃で囚われの身となります。しかし、そこで出会った女真国の将軍チャムガ(絵麻緒 ゆう)の誠実な人柄に触れ、二人の間に秘めた恋が芽生えていきます。二人の男性の万姫への愛と葛藤が見事に描かれた、叙情的なお芝居です。

花組主演男役 | 真飛 聖が当時を語る!

当時の主演男役・ノルさん(稔幸)に、男役のこと、真ん中の立ち方、たくさん教えていただきました。今の私があるのはノルさんのおかげです。