雪組公演 『ドン・カルロス』キャストメッセージ
 
飛鳥 裕 トレド大主教
教会が大きな権力を持つ時代のトレドの大主教で、物語を終結に向かわせる大切なキーワードを伝える役です。
ハラハラする大詰めで、そのキーワードはどのように伝えられるのか!?
どうぞお楽しみに!

音月 桂 ドン・カルロス
スペイン王、フェリペ二世の息子、ドン・カルロスを演じます。幼なじみレオノールとの身分違いの恋、父フェリペ二世や母イサベルとの家族愛、ポーザ侯爵や仲間達との友情。その狭間で、己が行くべき道を信じ、熱く生き抜きます。素敵な曲にのせて皆様をスペインの世界へお連れしますので、どうぞお楽しみに!!

麻樹 ゆめみ フェリア公女、ルシア、マドリード女
貴族のフェリア公女と、エボリ公女の乳母ルシア、マドリード市民を演じます。フェリア公女では、スペインで初めて催された仮面舞踏会の魅力をお届けしたいです。ルシアはエボリ公女の秘密を知る唯一の乳母です。そしてマドリードの市民の注目点は手で踊るアイリッシュダンスです!!総勢46名での一糸乱れぬダンスを皆様にお届け出来るよう、毎日猛特訓しています。お楽しみに!
未涼 亜希 フェリペ二世
ドン・カルロスの父であり、スペインの黄金時代を王として生きた、フェリペ二世を演じます。この物語はカルロスとレオノールの恋愛を主軸にしていますが、父と息子、そして王妃イサベルを交えた家族の物語でもあります。
それぞれの苦悩、そして愛を皆様にも感じて頂けたら…と思います。


奏乃 はると 異端審問長官
ドン・カルロスの行動を異端とみなし、裁きを申し渡す人物です。出番がほぼ最終景なので、それまでの流れをきちんと把握した上で、自分の役割を果たしたいと思います。また、この人物の狂気的な信念が表れている歌も、ぜひ聴いて頂きたいポイントです。異端審問という空間の独特な緊張感を、お客様にお届け出来ますように。

涼花 リサ フアナ
カルロスの叔母で、フェリペ二世の妹であるフアナ。この時代に生きた王女の寂しさを抱えながらも、祖国を統治している揺るがない強さと、家族を大切に想う愛情の深さを、兄上、カルロス、レオノール、イサベルとの係わり合いを大事にしながら演じていきたいです。心通わせるコーラス、群舞も素敵です!!雪組の皆との最後の作品、全力で取り組んでいきます!

緒月 遠麻 フアン・デ・アウストリア
ドン・カルロスの友人の一人でスペイン王フェリペ二世の異母兄弟であるフアン・デ・アウストリアを演じます。
祖国スペイン想いの若者たちの中で、カルロスやポーザ侯爵と共に、熱くフアンを生きております!!
雪組生最後として、精一杯頑張ります。是非沢山観にいらして下さい!お待ちしています。

早霧 せいな ポーザ侯爵
ドン・カルロスの友人、ポーザ侯爵を演じます。クララという少女にネーデルラントで出会い、そこで起きた事件をきっかけにネーデルラントの解放を強く願い、友人であるカルロスや彼の父であるフェリペ二世に想いを訴えます。気持ちが高まった所で歌うソロに、ポーザ侯爵の想いをのせたいと思います。雪組のメンバーと共に作り上げる熱い舞台を、ぜひ観にいらして下さい!!

沙央 くらま ティツィアーノ
盛期ルネサンスのイタリア人画家、ティツィアーノを演じます。スペインではまだ行われたことがない『仮面舞踏会』を開催する場面で、主催者として登場します。スペインに招かれる芸術家としての空気感や、イタリア人らしさを出しながら、この作品の中で最も客観的な立場としての存在感、人生を表現していきたいと思います。
大湖 せしる セバスティアン
ドン・カルロスの友人、セバスティアンを演じます。ポーザ侯爵をはじめ、貴族の若者たちの熱い友情をお楽しみ頂けたらと思っております。そして何と言っても、雪組の団結力のあるコーラスもお楽しみに!!!研一の新メンバー6人も加わり、雪組はますます盛り上がっております。そんな熱い雪組に是非会いにいらして下さいね!

沙月 愛奈 イサベル王妃
ドン・カルロスの元婚約者で、スペインの王フェリペ二世の妻であるイサベル王妃を演じます。イサベルの孤独や、愛する人への深い想いを丁寧に演じ、イサベルが成長していく過程を、しっかり表現したいと思います。家族の愛、恋人同士の愛、愛が沢山溢れるこの作品、ラストまでとてもスリリングで見逃せません!!お楽しみに!
蓮城 まこと アルバ公爵
スペインの王、フェリペ二世に仕える、アルバ公爵を演じます。軍人であり、先代のカール五世の時から王に仕えていたので、スペインへの想いも強く、それゆえカルロスに対して、スペインの未来を背負う責任を強く求めてしまう。そういう部分を表現できればと思います。渋い男役、頑張ります!ご期待ください!

香綾 しずる ルイ・ゴメス・デ・シルバ
ドン・カルロスの教育係、ルイ・ゴメス。お芝居では、大ナンバーがくり広げられる中、1人アタフタしています。このナンバー、宝塚では珍しい、イスに座った状態で手と足だけを使った芸術的なナンバーになっています!お芝居+コーラスで、倍楽しめること間違いなしっ!!雪組の団結力で、最高の舞台を皆様に!お楽しみに〜!
愛加 あゆ エボリ公女
スペインの貴族、ルイ・ゴメス・デ・シルバの妻、エボリ公女を演じます。アナ・デ・メンドーサという実在した人物をモデルにつくられた役ですが、眼帯姿というインパクトのある風貌です。プロローグ、そしてポーザ侯爵との駆け引き…オペラとはまた違った、新しいドン・カルロスの世界をどうぞお楽しみに!!

彩凪 翔  アレハンドロ・ファルネーゼ
フェリペ二世陛下の甥、またドン・カルロスのいとこであり友人でもある男性を演じます。
祖国を想う熱い気持ちや、何事にも代えがたい青春、固く結ばれた友情の強さを、この物語の中でお伝え出来ればと思っています。
アレハンドロ・ファルネーゼとして熱く演じてまいりますので、どうぞよろしくお願いします!!
舞羽 美海 レオノール
ドン・カルロスとは幼なじみで、イサベル王妃様の女官、レオノール役を演じさせて頂きます。カルロス殿下とは身分も立場も違うわけですが、その中で心に秘めた愛や溢れる想いを繊細に表現したいと思います。
素敵な音楽に包まれて、コスチュームプレイの宝塚らしい作品を楽しんで頂けたら嬉しいです。


彩風 咲奈 フェルディナンド
ドン・カルロスの友人の1人、フェルディナンドを演じます。友人たちの中でも、レオノールの婚約者で文武ともに優れた優秀な人物ということなので、そのイメージをしっかり表現し、更に自分自身の個性も出していけるように頑張ります。
音楽もとても素敵で、観にいらっしゃったお客様一人一人に、雪組生からの愛が伝わると思います。ご期待下さい!!

 
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