宝塚バウホール公演
公演期間:7月25日(木)〜8月5日(月)
一般前売:6月15日(土)
この公演は終了いたしました(2013年)
バウ・ウェスタン・ピカレスク
『the WILD Meets the WILD』-W.M.W.-
作・演出/生田 大和
[解 説]
19世紀末、かつてゴールドラッシュに沸いたアメリカ南西部。ワイアット・アープやドク・ホリディ、バット・マスターソンといった伝説的な人物達が活躍した時代、実在した街「トゥーム・ストーン」を舞台に、共に育ち、やがて別の道を歩みだした二人の青年が、失われた家族の絆、損なわれた故郷、そして懸けられた賞金を巡って繰り広げる冒険活劇。
幼き日、母の死と共に孤児となったジェレミーは、鉱夫ノースブルックの家に引き取られ、同家の息子ベンジャミンと兄弟のように育てられる。やがて推薦によって高等教育を受けたジェレミーは10年ぶりに「トゥーム・ストーン」へと帰ってくる。しかし街にかつての面影は無く、ならず者達の溜り場と化し、ベンジャミン達の消息も掴めなくなっていた。
街に到着早々劇場「Bird Cage」が襲撃される事件に出くわしたジェレミーは、その場で即席保安官に任命され、単身現場に乗り込んで行く。だが、そこで彼が見たものはBird Cageの女優にして実は賞金稼ぎでもあるエマに捻じ伏せられたベンジャミンの姿だった……