バウ・ワークショップ『Young Bloods!!』−魔夏の吹雪−
宝塚バウホール公演 主な配役 出演者
公演期間:7月6日(木)〜7月11日(火)

この公演は終了いたしました(2006年)

バウ・ワークショップ
『Young Bloods!! 』
−魔夏の吹雪−

構成・演出:齋藤吉正

■解 説
 役者を育てるには芝居、スターを生み出すにはショーと言われる宝塚。5組で順次上演する2006年「バウ・ワークショップ」シリーズは、歌、芝居はもとよりショーに重点を置き、ダンスシーンで魅せる、今までにないワークショップです。
 藤井大介、齋藤吉正の若手演出家が交代で担当し、そして、花組・桐生園加、月組・龍 真咲、雪組・凰稀かなめ、星組・柚希礼音、宙組・十輝いりすといった、現在伸び盛りの若手を中心にお届けする、今しかない、フレッシュでエネルギッシュな、まさに若い魅力、若い血潮が詰め込まれた宝石箱『Young Bloods!!』。

ACT1<雪の血漿(けっしょう)>
1946年の春、第二次世界大戦が終結した7ヵ月後の東京。その男は帰ってきた。
彼の名はロバート三浦。連合国軍極東担当情報部員として来る東京裁判の通訳の役目も兼ね、焼け野原の故郷に帰ってきたのだ。やるせない思いで見上げる東京の空に浮かぶ人たちの顔は・・・開戦と共に別れ別れとなったかけがえのない母とベースボールを通じライバルであり良き理解者であった兄・隆夫の二人であった。無事生きてくれているのだろうか・・・?
ロバートは当時アメリカ大使館に勤める外交官アーネスト・ローズと女優であった三浦恭子との間に次男としてロバート一彦の名で長男・ウィリー隆夫と共に東京で育った。
当時隆盛を極めていた大学野球のスター選手としてロバートは慶応、ウィリーは早稲田でその腕を競い合った。だがそんな時代も長くは続かなかった。第二次世界大戦の勃発、対米への宣戦布告、仲睦まじい兄弟に残酷なまでの時代のうねりが襲い掛かる。ロバートは父・アーネストと共にアメリカへ、ウィリーは母・恭子と共に日本に留まることに・・・彼等を待ち受ける運命は!?
激動の昭和初期、戦争に翻弄された兄弟、そしてそれを取り巻く人々の愛と友情の物語。全編をジャズ、当時の流行歌で綴る叙情溢れるオリジナルミュージカル。


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