宝塚ミュージカル・ファンタジー
『JAZZYな妖精たち』
作・演出/谷正純
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■解説
アイルランドの孤児院でともに育ち、同じ船でアメリカへ移民してきたパトリック、
シャノン、ウォルター、ティモシー、ミック。
15年の歳月がたち、童話作家としてデビューを果たしたシャノンの出版記念パーティが開かれているホテルに、下院議員候補として選挙戦の最中のパトリックが祝福に現れる。
デビュー作の「妖精王の約束」は、パトリックが昔語ってくれた妖精の物語を本にまとめたものだと告白するシャノンに、妖精の物語は妖精を信じる人すべてのものであり、ニューヨークにもきっと妖精はいるとパトリックは言う。
そこへ突然銃声が響く。警視総監が暗殺されたのだ。二人の前にウォルターが姿を現し、不敵な笑みを残して去る。彼の後を追う警官たちの様子を、いまはゴシップ記者となった
ティモシーがじっと窺っていた。追いつめられたウォルターの前に、警官となったミックが銃を構えて立ちふさがる。
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グランド・レビュー『REVUE OF DREAMS』
作・演出/中村一徳
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■解説
人は夢を見て生きている。未来に託す夢。恋の夢。幼き頃に見た夢。夢に向かって突き進む、強く情熱的に・・・・・・。そして、やがて叶う夢、また破れ去った夢・・・・・・。アメリカン・ドリームを夢見る若者たちの力強いエネルギー、砂漠に浮かぶ幻の夢を追い求める男達の悲哀、夢を追い求める姿を歌と踊りに託して繰り広げる、華やかな夢のひとときのダンシング・レビュー。 |