雪組公演 バウ・ミュージカル『さすらいの果てに』 作・演出:中村 暁
宝塚バウホール公演
公演期間:2005年 4月4日(月)〜5月8日(日)

この公演は終了いたしました(2005年)

出演者
[解 説]
宝塚バウホール開場当時の理念に立ち返り、中堅男役を中心とした公演、そして新人男役への続演というスタイルで公演を行う。

 4月4日〜4月22日まで壮一帆主演で、4月29日〜5月8日まで音月桂主演でお送りする。19世紀末のイギリス、北アフリカを舞台にして、イギリス人青年将校が、無実の罪を着せられた父の汚名を晴らすために行動していく中で、幼なじみの娘との愛や、戦場で命を懸けて共に戦った大尉との友情の尊さに目覚め、成長していく姿を描く。
 1880年代。イギリス軍少尉ジェフリーは、実家のブライトン邸での舞踏会に出席する。そこで、幼なじみの娘エレノアと再会し、その喜びにひたる。しかし、その夜、ジェフリーの父ルイスが市の公金横領の罪で告発されてしまう。
 ルイスは、これは何かの間違いであり、しかるべく申し開きをすれば、告発などすぐに取り消されると話し、ジェフリーを連隊に戻す。
 ところが、ルイスは取調べが続く中、心労のために亡くなってしまう。エレノアからの手紙で、父ルイスの死を知るジェフリー。父が告発されたことに対し、自分が何の行動もしないまま、父を死なせたことを悔やむジェフリーは、父の汚名を晴らすことを誓う。父を罪に陥れた事件の鍵を握るのは、クレイトン大尉という人物であることを知ったとき、ジェフリーは北アフリカの戦場に送られる。
 北アフリカの戦場で戦ううち、エドウィン大尉と知り合い、互いに友情を感じるようになる。そんなとき、参謀本部から連絡将校が現れる。彼こそ、ジェフリーが追い求めていたクレイトン大尉であった……。
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