スカイレポート ~TAKARAZUKA SKY STAGE「タカラヅカニュース」にて放映された稽古場情報より一部抜粋~
出演者/夏美よう、真飛 聖
- 夏美
- 『虞美人』は1951年に初演で、続演でロングランをした作品。そして(初演は)宝塚で初めての1本物
- 真飛
- すごい歴史ですよね。(『虞美人』の)話を伺った時は、すごく素敵な作品だったというのは聞いていたんですけれど、見たことはなかったので、どんな風にリメイクしてやるのかな?と不安というより期待がありました
- 夏美
- 今までお稽古をしている段階で、ミュージカルぽくって古いというイメージはないよね
- 真飛
- そうですね。本当に新しいミュージカル形式に変わっていると思います。多分昔見た方も、「あ、こういう風に新たな形で『虞美人』始めたんだ」と思ってくださるかなって
- 真飛
- 曲キレイじゃないですか?メロディーによって広がりますよね
- 夏美
- うん。中国の世界が広がってきてね
- 真飛
- すごく大きいものを感じて
- 夏美
- ドラマも盛り上がっていくよね
- 真飛
- そうですよね。(曲によっては)切なくもなるし
- 夏美
- ゆう(真飛)が歌っている歌もね
- 真飛
- キレイですね
- 夏美
- あれもまた、ゆうの財産になっていくと思うよ
- 夏美
- 下級生に至るまで剣舞の場面とかセリフも色々頂いていて
- 真飛
- 娘役も男役になって一生懸命に剣を持って戦っていて、まだまだ形にはなってなくて必死ですけども、勢いは出るかなと思って楽しみにしています
- 夏美
- あと、プロローグの後の羽根でキレイな場面
- 真飛
- あれはキレイでしょうね!
- 夏美
- 曲は「赤いけしの花」。初演からの曲だけど、やっぱりキレイな曲だよね
- 真飛
- この歌はどうされるのかな?と思ったんですよ。でも残して、あとの曲は新たに作ったって聞いて
- 夏美
- 古い感じがしなくてね
- 真飛
- しないですよね。聞いていても心に沁みるというか
- 夏美
- 宝塚の財産というこの『虞美人』を花組で今やれることがすごく幸せなのと、これをガシッ!とちゃんと掴んで次の世代に受け渡していく。美しい物語って時代を経ても美しいじゃない?
- 真飛
- そうですね。本当に衣装とか着て(早く)演りたいって。楽しみですね
- 夏美
- でも、本当に皆で作っているという感じがあるよね。合戦の場面とか剣舞の場面とかいっぱいあるので。アンサンブルとかもいい感じになっているし
- 真飛
- 宝塚でしかこの大人数で舞台に立つってなかなかないじゃないですか。宝塚の醍醐味というか、“これが宝塚”というアンサンブルの力も宝塚を知らない方にも見て頂きたいなと思いますね
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